オンラインストアやアプリでの購入前後(在庫・サイズ・コーデ相談、配送状況、返品・交換など)の問い合わせが増加。FAQ検索や電話窓口だけでは即時性に欠け、離脱や重複問い合わせが発生し、現場の負荷と顧客体験のばらつきが課題だった。
ユニクロのUNIQLO IQのように、オンラインストアの主要導線(トップ/ログイン/決済ページ)に常駐する会話型アシスタントを“唯一の窓口”として設置。お客様はチャットに質問するだけで、StyleHint等の着こなし画像DBと商品・在庫・注文情報に横断アクセスし、目的(着こなし提案→在庫確認→購入→配送/返品の手続き)を一つの画面で完結できる。解決できない場合は9:00–20:00の有人オペレーターへそのまま引き継ぎ。チャット内で選択肢提示とフリーワード入力を併用し、曖昧な要望(“旅行用の軽いアウター”など)にも具体的提案を返す。これにより“探す/問い合わせる/買う/受け取る/相談する”が分断なくつながり、待ち時間のない“店員のような接客”をオンラインで再現する。
・即時回答率向上、離脱低減によりコンバージョン率とCS向上。 ・有人引き継ぎの効率化で応対コストを削減。 ・ROI試算モデル(例):年間問い合わせ12万件、AI自己解決率60%、有人1件あたりコスト800円→削減額約5,760,000円/年。チャット基盤・運用費用を差し引いても1年以内の回収を狙える設計。
ユニクロは、オンラインストアの主要ページに常駐するチャットボット「UNIQLO IQ」を2021年10月11日にリニューアル。着こなし投稿アプリStyleHintの画像も検索対象に加え、商品提案や在庫確認、配送・返品・交換など購入前後の手続きを同一画面で案内。解決が難しい内容は9:00~20:00で専任オペレーターへ引き継ぎ、オンラインに“店員のような接客”を実現した。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/corp/press-release/2021/10/21101111_iq.html
・社内ナレッジ(返品規定、在庫ポリシー、キャンペーン)を継続学習させ、季節や在庫状況に応じた提案精度を自動最適化。 ・LINEや店内サイネージ、スマホ店員アプリへ同一アシスタントを展開し、店舗/EC横断の一貫応対を実現。 ・BOPIS/予約試着/在庫引当と連動させ、“相談→受取方法選択→店舗案内”をチャット内で完了。
「うちでもAIを導入したいけどどうすればいいの?」無料で相談を承ります。AI活用についてなんでもお気軽にお問い合わせください。